研究コラム

熊本市北区のM様邸にてイエ白蟻駆除|シロアリ予防はしていたのに。その後も広がり続けていた白蟻被害!

シロアリ施工実績

こんにちは!中川です。

ホームページをご覧いただきありがとうございます。

 

今回、白蟻駆除をさせていただきましたのは、熊本市北区のM様邸です。

 

M様のご自宅は約7年ほど前に、縁側の床板にシロアリ被害が見つかったため、当時は『他社』に白蟻調査を依頼されました。

その業者の方から「現時点で白蟻はいない」との報告があり、今後のために白蟻予防の工事をご依頼されたとのことです。

 

 

それから数年が経過し、今まで気が付かなかった複数の場所で床板が白蟻に食べられているのを見かけるようになりました。

その場所がここ最近は特に増えてきているような気がするとのことでした。

 

変だなとは思いながらもそのままにしていたところ、たまたま遊びに来ていたお孫さんが2階にもシロアリらしき被害があるとのことで今回は当社に白蟻調査のご依頼をいただきました。

 

 

後日、訪問をさせていただき、まずは床下の調査をさせていただきました。

 

その結果、確かに床下では過去シロアリに食べられた形跡や蟻道はあるものの、現状では白蟻の生息は見られませんでした。

 

 

しかし、何かひっかかるところがあったため、あらためてM様と前回の7年前にシロアリ予防をされた際の経緯と、ここ最近の異変などについて細かくお話しをさせていただきました。

 

そして、私自身の経験から

「建物のどこかで白蟻の活動が続いているはず」

だと直感的に感じました。

実はすでに床下や建物の構造を確認させていただいた段階で、白蟻の原因でもっとも怪しいと思われる箇所は玄関付近だという目星がついていました。

 

あとはその玄関の天井裏を確認すれば必ず原因が特定できるはず...

 

 

 

 

やはり予想は的中!!

 

天井裏にシロアリの作った蟻土とシロアリの活動(実物)を発見することができました。

 

シロアリが柱と梁を取り囲むような形で蟻土を作っていました。(玄関の真上)

 

 

蟻土を取り除くと被害の状態が一目瞭然!

ここ1~2年でできたような被害ではありません。

 

 

 

天井裏の調査を済ませ、M様にご説明をさせていただき、承諾を得た上で、玄関収納の床(べニア板)をはがせてもらいました。

 

べニアの下(左上の角)に茶色い蟻道があるのがわかりますか?

 

 

拡大した写真。よく見るとシロアリがいるのがわかります。

 

 

なぜ、この場所が怪しいと思ったのか?

この場所は建物の構造上、床下からは全く確認することができない場所だったのです。

逆にいえば、床下をくまなく調査した結果、白蟻の侵入があるとすればここしかないという判断によるものです。

 

おそらく、前回のシロアリ予防の段階でこの部分をきちんと処理することができておらず、シロアリの侵入経路を見過ごすようなことになっていたのではないでしょうか。

侵入したシロアリは、床下全体には予防の薬剤が効いているため、薬剤で守られていない部分である広縁の床板などを食べながら、天井裏に被害を拡大していったものと思われます。

 

実は『他社にシロアリ工事を依頼したが、それでもまたシロアリが出るのでどうにかしてほしい』といったご依頼は決して少なくありません。

当たり前ですが、シロアリが発生するのには必ず原因があります。そこを突き止めない限り、何度薬剤をまいても同じことです。

近年はベイト工法といわれる毒エサをシロアリに食べさせることでシロアリを巣ごと壊滅させる駆除の方法もありますので、シロアリ発生の原因を調べる事自体がないがしろにされがちなのかもしれません。

 

これでひとまず、M様のご自宅はシロアリの原因もはっきりしましたので、後日あらためて駆除を行うことになりました。

 

【実際の駆除作業】

 

天井裏の蟻土があった部分の周囲

 

 

 

被害は主に天井裏。玄関・広縁・リビングへと広範囲に拡大していました。

 

 

 

表面上はきれいな木材でも中だけを白蟻は食べてスカスカにしています。

 

 

 

もちろん玄関の収納の下もしっかりと処理しました。

はがした部分のべニアは処理後、きれいに修復しました!

 

 

 

縁側の食べられていた床板にも薬剤を注入しました!

 

 

この他にも床下全体や玄関の土間部分、浴室の壁など必要な箇所をすべて入念に処理しました。

 

 

【今回の件をふまえて皆さんにお伝えしたいこと】

シロアリ駆除に限ったことではありませんが、事前の調査、作業をする職人、アフターフォローまで、その会社によってサービスは様々です。

しかし、結局はすべて人が行う作業です。想定外のミスやもしかすると手抜き作業がをされてしまう可能性があるということです。

 

今回の件が過去に白蟻業者が手を抜いた作業をしたかどうかはわかりません。しかし、結果として重大な白蟻被害を発生させたことに変わりはありません。

 

では『せっかく白蟻工事を頼んだのに!』とならないためにどうするべきか?

 

皆さんご自身にできることは、工事の前により多くの情報を得ることだと思います。

その近道は複数の白蟻業者に調査を依頼し、直接話を聞くこと。

つまり『相見積もりを取る』ことです。

複数の業者と接して、じっくり比較・検討していただければより良いサービスを受けれると思います。

 

面倒な作業に聞こえるかもしれませんが、大事なお住まいをこの先もずっと任せていくことを考えると、この時間は絶対に有益な時間になると思います。

 

相見積もりの方法については、当社ホームページ内で業者選びのコツと比較するべきポイントを解説した記事があります。

↓ ぜひこちらの記事をご覧いただきお役に立てればと思います。

【熊本版】シロアリ業者はこう探せ!熊本で白蟻駆除前に知っておきたい6つのポイント

 

 

それでは皆さんにとって少しでも有益な情報となれば嬉しく思います。

ここまでご覧をいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

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