施工事例
住宅の基礎コンクリートの補強・補修はパワーアラスト!強度が最大57倍に!
築年数の経過や熊本地震など大きな災害によって住宅の基礎は劣化し、ひび割れや亀裂が生じることで耐震性を失って行きます。
特に古い建物の基礎には、鉄筋が入っていないこともあり、建物の安全性と耐久性を確保するためにも基礎の補強を推奨します。
また、地震などの自然災害による影響を受けた地域では、建物の耐震性を高めるために基礎の補強が不可欠です。
今回は住宅の基礎コンクリートの補強・補修を検討中の方に【パワーアラスト】をご紹介いたします。
パワーアラストは、コンクリート補強・補修材として高い性能を誇り、木造住宅などの基礎補強に大変効果的です。
【パワーアラストの施工手順】
1、基礎面の下地処理をする。
2、パワーアラストを均等に混ざるように調合する。
3、ゴムベラ、ゴムコテ等を用いて状況に応じて重ね塗りなどして最低1mm厚を確保する。
亀裂やヒビ割れがある場合はパワーアラストFLを重点する。
4、あらかじめ施工箇所の寸法に合わせてカットしたアラミド繊維を貼りつける。
5、脱泡ローラーなどで空気を追い出しアラミド繊維シートにパワーアラストが含侵させ密着させる。
6、アラミド繊維シートを貼りつけた箇所に再度パワーアラストを塗布する。
基礎の表面に【アラミド繊維を配合した特殊な塗膜】を形成することで、コンクリートの約9.8倍の強度を実現します。
さらに、【アラミド繊維シートを貼付ける】ことによって、コンクリートの約57倍の強度を持ち、大切なお住まいの基礎を長期に渡り補強することが可能です。
アラミド繊維は宇宙船、航空機の部材、防弾チョッキ、消防防火服などに幅広く使用されており、引張強度は鉄の約7倍もあり、高強度・高弾性に優れた繊維です。
耐震補強に非常に有効で、耐酸性・耐アルカリ性に優れたアラミド繊維筋と組み合わせることで、鉄筋コンクリート並みの構造耐力を得ることができます。
通常、住宅の基礎は外からしか確認できませんので、床下の中に通っている基礎の状態までは把握できません。
弊社では床下のシロアリなどの調査と合わせて、基礎の状態もチェックが可能です。
↑ このような小さなひび割れのもので1箇所10,000円程度から施工可能です。
↑ 基礎表面の汚れをきれいに落とした後にでパワーアラストを塗布します。
↑ アラミド繊維シートを貼り、パワーアラストを塗布することで元々のコンクリートの数倍の強度を期待することができます。
施工の内容など詳しくは担当者にご確認ください。
いつ起こるかわからない災害に備えるためにも、劣化した基礎の補強はお早めにご検討いただき、建物だけではなく人命も守っていければと思います。