施工事例
熊本に多いイエ白蟻【ベイト工法】で巣まで徹底的にシロアリ駆除
目次
建物に甚大な被害を及ぼすイエシロアリ。
そのイエシロアリの駆除に最適な『ベイト工法』をご存知でしょうか?
イエ白蟻駆除に効果抜群『ベイト工法』とは
日本では約30年前から本格的にスタートし、現在はシロアリ工事全体の1割程度はベイト工法で行われていると言われています。
『ベイト工法』は簡単に言うと、
シロアリに薬剤の入った毒エサ【ベイト剤】を食べさせることで【巣ごと丸々駆除】してしまう工法です。
ではなぜ、ベイト工法は巣ごと根絶できるのでしょうか?
それは次のシロアリの特性を利用することで完全に駆除が可能となります。
① 常にエサを探し回る行動
・シロアリが設置されたベイト剤を発見します。
・ベイト剤をエサ場と認識すると仲間にエサの存在を知らせます。
➁ 個体間の栄養交換
・ベイト剤を食べたシロアリは吐き戻しや糞などによってベイト剤を体外に排出します。
・排出されたベイト剤を他のシロアリへと分け与えることで全体に有効に成分が広がります。
➂ 職蟻に作用
・まずは巣の主体である職蟻(働きアリ)に効果が出ます。
・そして職蟻が死滅すると、「女王」や「兵蟻」、「幼虫」などは餓死し、巣の維持管理ができなくなり全て根絶します。
ベイト工法の種類について
ベイト工法は、地上設置型 と 土壌設置型の2つに分けられます
①地上設置型
シロアリの被害箇所や蟻道(シロアリの通り道)に直接取付を行うタイプになりますので、主にシロアリの駆除を目的として使用します。
【ブリングシステム】
ブリングシステムを蟻道に設置した現場です。
角にある蟻道からブリングシステム内に白蟻を誘引します。
設置から2週間後、ブリングシステムのふたを開けて、中身を確認するとイエシロアリが侵入しているのがわかります。
白い円状の物が【ベイト剤】です。
ブリングボックス内に白蟻を誘引し、このベイト剤を食べ続けさせることで、シロアリの成長を阻害し、最終的に巣を根絶させることが可能です。
【ファーストライン】
ファーストラインを床下の束柱に設置した現場です。
設置から2週間後の状態です。
ファーストラインは透明容器内の木材(ベイト剤)を食べさせ続けることでシロアリを全滅させます。
②土壌設置型(埋設型)
地面に埋めて設置するのがこのタイプになります。
主に建物にシロアリが発生しないための予防(維持管理)を目的として使用します。
建物を取り囲むように2.5~3メートルごとに
『ステーション』と言われる容器を地面に埋め込み設置します。
【トレロナATBS】
こちらがステーションです。
埋め込むために穴を掘って行きます。
このようにステーションの表面だけが見えている状態で設置完了です。
黒い部分がふたになっているため、開閉してベイト剤の点検を行います。
コンクリートの部分にも『コア抜き』という作業を行うことで設置が可能です。
赤色の容器内にベイト剤が入っていますので、2個を入れてステンレスのふたをして設置完了です。
玄関周りなどのタイルにも同様に設置可能です。
そんな、画期的なベイト工法にもメリット・デメリットがあります。
今回は一般的に用いられるの『バリア工法』(※薬剤を散布して駆除する工法)と比較した場合のメリット、デメリットについてご説明いたします。
ベイト工法の【メリット】
・シロアリを1匹残らずの巣ごと駆除ができます。
・被害が重大な場合や建物の構造にかかわらず、白蟻の活動場所が見つけることで様々な物件に使用できます。
・安全性が非常に高く、匂いがありません。少量の薬剤で駆除ができるため人や環境にやさしいのが特徴です。
・駆除の対象物(建物など)に穴をあけることなく駆除ができる。
ベイト工法の【デメリット】
・定期的なモニタリング(点検)が必要で駆除に要する期間が最低2~3ヶ月と長くかかります。
・バリア工法(薬剤散布処理)と比べると駆除の費用が高くなります。
※また、建物内の白蟻を巣ごと完全に駆除することはできますが、地上設置型のベイト剤には今後のシロアリ発生を予防する効果は無い為、別途シロアリの予防工事(薬剤散布)が必要になります。
・気温が低い季節(熊本の場合は10月後半~3月ころ)は効果が期待できないため、時期よっては非効率となってしまうことがあります。
以上のメリット・デメリットをよく理解した上で、
私たち駆除業者は【最適な工法・薬剤の選定】をさせていただきます。
当社では駆除の効果と費用など、複数の要素をしっかりとご説明させて頂きご提案をさせていただきます。
料金について
ベイト工法の料金は次の要素で算出します。
①設置するベイト剤の種類
②建物の面積もしくは外周の長さ
③土壌設置型の場合は管理の期間
ベイト工法の施工事例
【菊池郡菊陽町の事例】
梅雨ころに2階の壁から大量の羽アリが発生したとので、当社に白蟻駆除のご依頼をいただきました。
まずは床下の調査をさせていただき、
リビング床下に大きな蟻道が見つかりました。
・建物は築年数も古く、増改築を何度もされていらっしゃること
・天井裏の柱や梁の被害が建物の構造上確認できないこと
からベイト工法『ファーストライン』を用いて駆除を実施することになりました。
①ファーストライン設置
↓床下の蟻道にファーストラインの設置を行いました。
蟻道からこのファーストラインのボックス内にシロアリをいかに誘引することができるかが駆除の決め手です。
設置後はフタを閉め、この状態のまま次回の点検まで様子を見て行くことになります。
無事に白蟻が誘引されてくれば2~3ヶ月でシロアリの巣が駆除できます。
②16日後
設置から16日間が経過しました。
シロアリがベイト剤を食べている様子が確認できました。
このまま順調に行けば約2ヶ月から3ヶ月程度でシロアリの駆除が完了する予定です。
ベイト剤を追加し、次回の点検までフタを閉め経過を見守ります。
③43日後
本日の点検はベイト工法設置から43日目になります。
順調に行けば来月中にはシロアリを根絶出きるのではないかと思われます。
↓ 本日のシロアリの状況(動画)です。
ベイト剤を多数のシロアリが食べている様子を確認できました。
順調に駆除が進んでいます!
その後、定期点検を繰り返し行い、予定通り約70日でイエシロアリの完全駆除を確認しました。
シロアリ完全駆除までに次のような兆候が見られます。
①職蟻の色が白濁してくる
➁巣の中で食料の調達や世話を行う役割である職蟻から死滅する
➂職蟻の減少に伴い兵蟻の割合が増加したように見える
④職蟻がいなくなることで、自身でエサを取ることができない兵蟻や女王などが餓死する(完全駆除)
【熊本市北区龍田のN様邸の事例】
N様が最も心配されていたのが敷地にあるマキの木でした。
マキの木自体がイエ白蟻の巣になっていることから、毎年6月ころになると羽アリが大発生して困っていたとのことでした。
庭木などにシロアリが発生している場合、薬剤を散布するだけでは巣まで完全に駆除することはできません。
また、屋外での薬剤散布は雨の影響で流れやすく、有効期間も短いため基本的には行いません。
N様からは、ご近所にも迷惑が掛からないように、敷地内のシロアリ駆除を徹底的に行ってもらいたいとのご要望もあり、
ベイト工法を用いて駆除を行いました。
↓ 地面に設置したエサ木に群がるイエ白蟻の様子
ベイト工法の最大のメリットは白蟻を巣まるごと駆除することです。
建物外に巣がある場合にはベイト工法は非常に有効な駆除の手段になります。
シロアリ駆除は主に【ベイト工法】【バリア工法】のいずれかを用いて駆除を行います。
建物の構造・駆除の効果や総合的な料金を経験豊富な『シロアリのプロ』として総合的に判断してご提案いたします。
※建物の構造によってはその他の工法も検討いたします。
無駄な費用を抑えて、しっかりと結果を出す。
当社では当たり前のこだわりです!
お見積りは無料!相見積もり大歓迎です。お気軽にご相談ください。