研究コラム

【玉名市・長洲町・玉東町】イエ白蟻の駆除事例をご紹介

シロアリ施工実績

玉名市・玉名郡長洲町・玉東町のシロアリ駆除・白蟻予防は中川シロアリ研究所にお任せください!

 

玉名市 長洲町 玉東町 和水町 シロアリ予防 白蟻駆除 

 

玉名市・長洲町・玉東町の事例をご紹介

 

 

①玉名市のS様邸 イエシロアリ駆除

 

電気の漏電!その原因は白蟻!?

 

さて、お客様が実際に家の中でシロアリの被害を見つけるケースも多いわけですが、シロアリを見つけた場所や状況は様々です。

 

例えば

・フローリングがシロアリに食べられていた!

・畳替えの時に畳を剥がしたらシロアリだらけだった!

・リフォーム工事で壁を剥がしたらシロアリがいた!

・柱の隙間に土がついていて中からシロアリが出てきた!

・夜に羽アリが大量に飛び出てきた!

 

と、いろんなケースがある中で、今回はトイレの壁の中でシロアリが電気の配線をかじっており、漏電したことからシロアリの被害が発覚しました。

 

↓トイレの横がお風呂場だったこともあり、工事の際にはしっかりと壁の中に薬剤を流し込みました。

 

 

 

特にイエシロアリは壁の中や天井裏の梁などに巣を作ることが多く、巣を作った箇所に電気の配線などがあり、なんでもかじってしまうシロアリは、配線ケーブルをもかじってしまうのです。

ブレーカーが漏電を感知するため、火事になることは少ないかと思いますが白蟻被害は思わぬ二次災害を引き起こす可能性があるということです( ;∀;)

 

このお宅ではトイレの床下の柱や天井裏の梁にもシロアリの被害が広がっていました。

 

↓ 見た目にはシロアリの被害がわかりにくいのですが、柱の中はシロアリが食べて空洞化していました。

 

 

↓ 和室の茶棚を動かすと畳もボロボロです。畳替えして2年も経っていないとのことでした( ノД`)

 

 

今回のお宅では約6~7年前にシロアリの調査をされていて、その時は全く異常は無かったそうです。

 

 

 

 

②玉名郡長洲町の貸家 イエ白蟻駆除

 

6棟中5棟がイエ白蟻の被害に

 

今回、玉名郡長洲町の貸家6棟の白蟻駆除をさせていただきました。

 

そもそも、当初は1棟だけの依頼予定でした。

空室だった貸家の1棟について、入居者が決まったことから畳替えをされる予定のところで白蟻の被害が見つかりました。

被害は和室だけではなく建物全体に広がっていることが判明しました。

 

入居前ということもあり、大至急駆除を行うことになりました。

 

 

↑ 和室の畳下の床板です。

被害のひどい箇所は交換となりましたが、まだ使える部分はそのまま残して白蟻駆除を行いました。

 

 

↑ 床下や室内に多数の被害がありました。

 

 

しかし、今回の駆除で最も心配されたのはこの貸家ではなく、同敷地内の別の貸家です。

 

その貸家は建物の外から見ても明らかにシロアリ被害の大きさがわかるほどになっていました。

床下や天井裏を確認したところ、おそらくシロアリの侵入から最低でも5年以上、おそらく10年近く経っているのではないかと思われるほどの被害状況でした。

 

 

↑ 床下の束柱から蟻道が伸びていて、床に近い木部からは蟻道が吹き出すほどになっています。

 

 

↑ 玄関部分になります。

ブロックの隙間にはびっしりと蟻道が詰まっており、角の方からはこちらも蟻道が吹き出している状況です。

 

 

 

↑ 天井裏も同様に蟻道が広がっています。

 

 

↑ 天井裏の梁からも蟻道が吹き出していて、羽アリが飛び出した形跡があります。

 

もちろん駆除は問題なくできるのですが、1年でも早く駆除ができていればと悔やまれるほどでした。

 

 

↑ 床組から柱、天井裏まであちこちに被害が広がっています。

 

 

↑ 被害箇所には1か所1か所、穴をあけて薬剤を注入して行きます。

 

 

↑ 天井裏も同様に穴をあけて薬剤を注入します。

 

 

↑ 木材の中に薬剤が広がって行きます。

内部に薬剤が浸透すると、このように木材の表面に濡れたような染みが出てきます。

まさに被害が大きい証拠とも言えます。

 

 

 

↑ 柱のところから蟻道が上に向けて上っているのがわかります。

上部から薬剤を注入することで蟻道内を薬剤が通っていき、そのまま床下まで薬剤は浸透して行きます。

 

最終的に6件の貸家の内、5件にイエシロアリの被害が見つかりました。

唯一1件だけは白蟻の侵入はありませんでしたが、今後の被害防止のために予防での工事をさせていただきました。

 

シロアリが発生している場合は施工する範囲も広くなり、当然かかる手間や使用する薬剤の量も多くなるため、費用も予防工事と比べるとどうしても高くなってしまいます。

そして、さらに被害箇所を修理したり、畳を変えたりしないといけないため多大な出費となります。

 

貸家やアパートの場合は、持ち主(大家さん)が建物の状態まで把握することは難しいことから、被害があっていても発見が遅れてしまうことが多々みられます。

このことから、もし入居者様が退去予定の部屋が出た場合などには、ぜひそのタイミングで白蟻調査や予防の工事をおすすめします。

 

 

③玉名市のO様邸 イエ白蟻駆除

 

ベタ基礎の住宅にイエ白蟻発生

 

本日は玉名市のO様宅にて白蟻駆除の工事をさせていただきました。

 

お客様にお話を伺ったところ、洗面所のドア枠木や玄関付近の床に穴が空き始め、日が経つにつれてその範囲が広がってきたとのことでした。

最初はまさか白蟻が原因とは思いもせず、知り合いの建築屋さんに見てもらったところ、そこでようやくシロアリが原因であることがわかりました。

 

当社にはその建築屋さんを通じてご連絡をいただき、建物の調査を行ったところ床下や天井裏にイエ白蟻の生息が見つかりました。

 

 

↑ 脱衣場入口の枠木は表面をきれいに残しながら、中身を食害中。

 

 

↑そのまま天井裏にまで蟻道を伸ばし、被害を拡大していました。

 

 

↑ ちなみにこのお宅の床下はベタ基礎(コンクリート)です。

 

一般的にはシロアリが入りにくいと言われている構造になりますが、白蟻はコンクリート造りの建物でも一旦、侵入経路を作ってしまえばそういったこともお構いなしです。

 

わずかな隙間や時にはコンクリートに穴をあけ侵入することもあります。

建物に侵入したシロアリはエサ(柱や床など)を見つけると巣の仲間たちに伝達を行い、次々に侵入を始めます。

 

もちろん、初期の段階でシロアリの侵入に気が付けば大事には至りませんが、今回のようにドア枠木の異変の原因が何かわからずに先延ばしにしておくと被害は進行するばかりです。

 

詳しく建物内を見ていくと廊下の床板などにも範囲を広めていました。

 

日常生活でよく歩くような場所ですら、なかなか気が付かないようにシロアリはこっそりと被害を拡大しているのです。

 

事前に行わせていただいた被害調査の段階で、シロアリの侵入経路は特定できていたため、その箇所を中心に建物全体を入念に駆除させていただきました。

 

O様ご夫婦からは

『白蟻がいる分かったときはどうなることかと思ったけど、これでこの先も安心して暮らせます』

とお喜びの声をかけていただきました。

O様、この度は当社にご依頼をいただきありがとうございました!

 

 

④玉名市の改装中店舗 白蟻予防

 

鉄骨・コンクリートでも白蟻被害発生

 

今回は玉名市で店舗を改装中の現場にお伺いさせていただきました。

 

この建物は約2年ほど前にイエシロアリの発生で大きな被害を受けており、当社にてベイト工法を用いて駆除をさせていただいた建物になります。

 

今回、新しくリニューアルとのことで改めて白蟻予防の工事をさせていただくことになりました。

 

 

↑ 新しく組まれた床材に吹付を行いました。

 

 

 

↑ コンクリート土間の表面にも吹付を行うことでシロアリの侵入を防ぎます。

 

 

 

 

↑ 地震などで発生したコンクリートの割れ

 

 

 

 

↑ コンクリートのクラック(ひび割れ)はシロアリの侵入経路となるため入念に施工します。

 

 

 

↑ 鉄骨周りも隙間があるため、シロアリの侵入には要注意です!

 

シロアリは顎(あご)が非常に強く、コンクリートを食い破って侵入することもあります。

 

 

店舗やアパートなどは、こういった白蟻予防をするタイミングがあまりないため、シロアリ被害が拡大した状態でのご依頼が比較的多くなっております。

 

空き室状態になったタイミングや、改装工事の際に気がけてシロアリ対策もご検討いただければと思います。

ぜひお気軽にご相談ください!

 

 

⑤玉名郡玉東町のH様邸 白蟻予防・湿気対策工事

 

湿気対策に有効な防湿シートの設置

 

今回、ご友人からの紹介で施工をさせていただきましたのは玉名郡玉東町のH様邸になります。

 

H様邸ではシロアリ対策と一緒に床下の湿気対策を実施させていただきました。

H様のご自宅は半分は増築されていて8年とまだ新しく床下はベタコン(コンクリート)です。もちろん湿気も少なく非常に乾燥した状態と言えます。

 

しかし、残りの半分は100年近く経っている昔ながらの木造建築で床下の湿気が非常に多い状態で『木材腐朽菌』が発生していました。

 

木材腐朽菌とは、簡単に言うと木材に含まれるセルロースなどのを分解し腐らせてしまう菌のことで、木材はその強度失ってしまいます。

 

 

↑ 木材腐朽菌 ※この写真は別現場になります。

 

 

【木材腐朽菌には発生するための条件】 

 ①水分 湿度85%以上・木材含水率20%以上

 ②温度 20℃から30℃

 ③酸素

 ④栄養分 木材に含まれるリグニン・セルロース・ヘミセルロース

 

木材含水率は通常乾燥した新築のお宅で15%くらいあります。

ちなみにH様宅では多いところでは30%以上ありましたので、かなり湿気が多いことがわかります。

 

当社では木材の含水率の計測もできますので、床下の調査の際にご希望の方はお申し出ください。

 

H様からは湿気に関しても相談を受け検討した結果、今回は防湿シートを床下の土壌に張り、床下の空間に湿気を上げない方法を取らせていただきました。

 

↓ 防湿シートの施工後写真

 

 

 

 

防湿シートを張ることによって、これまで土壌から出ていた湿気を止めてしまう為、床下の湿度は低下します。

 

湿度が低下する為、木材の含水率も合わせて低下します。

木材腐朽菌の発生条件以下に水分量を抑えることでH様のお宅も改善して行くことでしょう。

 

中川シロアリ研究所では床下の湿気対策も実施させていただいております。

 

床がブカブカする、カビ臭いなど気になられている方はご相談ください。日頃見ることのないご自宅の床下の状態を写真ではっきりと確認できます!

 

 

玉名地域で白蟻駆除をご検討の方へ

 

今回ご紹介させていただいたのはほんの一例に過ぎません。

シロアリはいつ発生し、皆さんの大事なお住まいに被害を及ぼすか予測不能です。

実際にこれまで数多くの現場で重大な白蟻被害を見てきた立場から、皆さんに発信したいことがあります。

 

『シロアリの被害に合う前に白蟻予防工事をご検討ください!』

 

熊本地震の際には、もし建物がシロアリ被害に遭っていなければ、「全壊」せずに済んだケースも多々あったと言われています。

 

私どもにできることは、建物を確実にシロアリから守ることだけです。

しかし、そのことに関してはどこの業者にも負けたくない強い気持ちを持っています。

 

白蟻被害がご心配な方は、ぜひ当社にご連絡ください。

もちろん、しつこい営業は一切ございませんので、安心してお見積もりだけでもされてみませんか。

 

以下はシロアリ業者を選ぶ際のポイントをまとめた記事になります。ぜひ参考にしていただければと思います。

【熊本版】シロアリ業者はこう探せ!熊本で白蟻駆除前に知っておきたい6つのポイント

 

 

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